グループ療育
年長さんのグループ活動の一コマです
協同遊びの時間に、3人で協力して「列車のある街」を作りました。
列車が大好きな3人は、まずはじめに好きな列車だけを集めたり、建物だけを自分で並べたりする姿がありました。
テーマは「列車のある街」をみんなで作り上げる!だったのですが、なかなか線路がつながりませんでした。
指導員の声掛けで、ようやく線路が登場し、それぞれがつないでいるうちに「ここに橋をかけよう」「ここをつないだらいいんじゃない」「そこつなげてね」など声を掛けながら取り組み始めていました。
誰かがビルを建てていると「ねえ、○○くん。これ銀行にしたらいいよね」と言いお友だちに提案しながら看板を乗せていました。
いよいよ線路がつながると電車を乗せて走らせる3人。自分たちで作り上げた達成感がありましたね。
年中さんの時は、一人で黙々と自分だけの遊びをしていたお子様が、お友だちに提案しながら一緒につくる活動ができるようになっていました。「お友だちを意識する」「一緒に活動する」ということに難しさがあったとしても、小さなステップを積み上げながら「一緒が楽しいね」と感じるようになってきました。
「ひなぎく」では、お子様の「いま」に着目して、小さなステップを積んでいけるように支援しています。