穏やかな時間
先日のペアの療育のご様子です。
二人で同じ課題に取り組んでいました。使用するパーツが「車」「小鳥」と別々のものを用いて、それぞれが集中して取り組んでいましたが、途中でお友だちのパーツが気になりだしたAちゃん。
静かに指をさしアピール!
取られてしまうと思ったBくん、慌てて手で塞ぎます!
指導員が見守りつつ「かーしーてーだよね」と声をかけると
Aちゃんはゆっくりと両手を合わせて ちょうだいのポーズ
さて、どうなるかな と見守る指導員
すると、Bくんが車のパーツを一つAちゃんの手に乗せてくれました。そしてペコリと頭をさげて
「どうぞ」のつもりです。
二人とも声にはしませんでしたが、そばで見守る指導員たちには、可愛いやりとりの声が聞こえてくるようでしたよ。
言葉は出てこなくても、ちゃんとわかっているんです!そして気持ちが通じることの喜び。
とっても素敵な時間でした。
相手に気持ちを伝える手段を、言葉以外でもその子なりの方法を見つけていきます。そして、楽しい遊びの中で少しづつ言葉でもコミュニケーションが取れるように丁寧にサポートしていきます。